仕事のスキル

「いつも自分だけ忙しい」理由と脱出方法

どうも!ゴールデンウイークが待ち遠しいリーマン山野です!

「仕事をしているといつも自分だけ忙しい」

あなたは、そう感じたことはありますか?

「同僚のフォローしているうちに、大変な仕事が自分に集まるようになった」

「やらなきゃ行けない仕事があるのに、みんな忙しくて手が回らないから、私が引き受けて夜遅くまでやっている」

こんなことに当てはまる人は、多くの物事に気づく「繊細さん」の可能性が高いです。

私も後輩が困っているのを察知し、頼まれていないのにフォローしてしまい、仕事がいつのまにか自分のモノになっている・・・なんてことがたくさんありました。

繊細さんは多くの物事に気づき、その情報から先読みし、仕事を丁寧にやるタイプが多いです。

丁寧な仕事で大きなミスがなく、手戻りが少ないからスムーズに仕事をこなしていき、仕事に対して実績をのこし、周りの人からも信頼されます。

しかし、多くの物事に気づいてしまうがゆえに処理する量が多くなり疲れ果ててしまいます。

そこで、今回は「いつも自分だけ忙しい」理由と脱出方法を紹介します!

【参考文献】

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本


なぜ「いつも自分だけ忙しいのか?」

冒頭でもちょっと触れたのですが、「いつも自分だけ忙しいのか」あなたが「よく気づく」繊細さんの可能性が高いです。

気づいことを片っ端から処理してしまおうと考えているから、人の仕事もフォローしてしまいます。

そして、たくさんの仕事をこなしてしまい、「いつも自分だけ忙しい!」という状況になってしまいます。

それでは、あなたが本当に繊細さんかどうかのチェックテストを行ってみましょう。

【繊細さんのチェックテスト】

・自分をとりまく環境の微妙な変化に気づく

・他人の気分に左右される

・痛みにとても敏感である

・忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられ場所にひきこもりたくなる

・明るい光や、強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい

・騒音に悩まされやすい

・美術や音楽に深く心動かされる

・とても良心的である

・一度にたくさんのことを頼まれるのは嫌だ

・子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた

これらに5つ以上当てはまる人は、繊細さんの可能性が高いです。

※ひとつしか当てはまらなくても、その度合いが極端に強ければ繊細さんです。

どうでしょうか?

あなたはやはり繊細さんでしょうか?

もし、繊細さんであれば、次の内容の「いつも自分だけ忙しい」の脱出方法をぜひ読んでください。

もし、繊細さんじゃないけど、「いつも自分だけ忙しい」に当てはまる方は、部署移動を希望するか、転職をオススメします。

・そもそもブラック企業(実は周りも忙しい)

・上司に嫌われ、狙われている(上司との相性が悪い)

・仕事の内容が自分の得意なコトではない(仕事がめちゃくちゃ苦手)

などが理由として考えられるからです。

いずれにしろ、自分には合ってないので心や体が壊れる前にはやく環境を変えた方が良いです。

「いつも自分だけ忙しい」の脱出方法

気づいたことに反射的に対応するのではなく、対応すべきものと放っておくものを自分で選ぶ必要があります。

具体的には、自分の行動を「気づく」と「対応する」に分けて考えます。

1. 気づくのはOK

繊細さんは、作業する、メールを見る、といった普通のことをしていても、無駄に気づいてしまいます。

こうすればもっと効率化できる。

この問い合わせにはこちらの状況も伝えておいた方がいいだろう。

などと改善点をどんどん気づいてしまいます。

この気づきはOKです。

なぜならば、繊細さんにとって「気づく・気づかない」は、自分の意志でコントロールできるものではないからです。

2. 気づいたことに対応するかどうかは、自分で選ぶ

ここが最も大事です。

気づいたことに対応するかどうかは、自分に余裕があるか見ながら判断します。

メールの返信で、「聞かれたことに答えるだけではなく、こちらの状況も伝えたほうがいい」と気づいたとき。

サクッと状況を伝えられるならOKです。

しかし、状況確認、言い回し、資料添付などやることが多い場合は手を止めて、本当に必要かどうかを考えます。

そして「気づいても対応しない」という選択もあるということを忘れないでください。

どうしても、気づいたら対応してしまう!というあなたには次の基準をオススメします。

「致命傷でなければ、対応せずに放っておく」

私も仕事でどうしても後輩が困っていることをすぐにフォローしようとしてしまいます。
そのときに「これは致命傷になるか?」を考えます。

致命傷にならなければあえず後輩に任せよう。

ここで私がフォローしてしまうと後輩の成長する(考える)機会を奪ってしまうと考えています。

この考え方は、実は子育てでも役立っています。

とりあえず、子供が致命傷にならなければ好きにやらせてみよう!

子供は基本的に自分の課題を自分で解決する力を教えられずにもっています。

それを親が先回りして解決してしまうと子供の課題を解決する力が育つのを妨害してしまいます。

そして、親も子供の課題まで丁寧に対応していたら、めちゃくちゃ疲れます(笑)

ちょっと話が脱線しましたが、大切なのは「致命傷でなければ、放っておく」などの対応するか、どうかの基準をちゃんと持つことです。

まとめ 気づいたことを対応するかどうかを、ちゃんと自分で選ぼう!

なぜ「いつも自分だけ忙しいのか?」

ほとんどの場合、繊細さんだから

「いつも自分だけ忙しい」の脱出方法

1. 気づくのはOK

2. 気づいたことに対応するかどうかは、自分で選ぶ

オススメの基準「致命傷でなければ対応しない」

以上、「いつも自分だけ忙しい」理由と脱出方法でした。

繊細さんは多くのことを気づくため、仕事量が爆発的に増えてしまうときがあります。

そのため、繊細さんは自分の特徴を良く知って、コントロールしなければなりません。

全部に対応していたらパンクしてしまいます!

ぜひ、世の中の繊細さんも私と一緒に仕事量をコントロールし、プライベートも仕事も楽しい状況をつくっていきましょう!

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

それでは!明日も、あなたにとってより良い日でありますように!