どうも!お腹の調子が悪い時にオナラと〇〇〇の区別がつかなくなる やまの です!
あなたは『恥』をかいたことはありますか?
もし、『恥』かいたことがあるのであれば、あなたは人から信頼を得るときに必要な最強の武器を持っています。
『えー、でも恥なんて思い出したくもない・・・』
それはとても、もったいない!
恥は信頼を得るための最強の武器なんです!
信頼を得ることで、次のような問題は全て解決できます。
・会社、家庭の人間関係
・仕事や商談がうまくいかない
・部下がやめていく
今回は、『「恥」は人から信頼を得るための最強の武器』というテーマで、人から信頼される方法を紹介します!
人から信頼を得る方法「シュムージング」
あなたは次の挨拶でどちらの方が気になりますか?
パターンA
「初めまして。株式会社山野のやまのと申します。今後ともよろしくお願い致します。さっそくですが、当社ではこのような事業を・・・」
パターンB
「初めまして。株式会社山野のやまのと申します。今後ともよろしくお願い致します。実はこの前だいぶ飲みすぎてしまって玄関で寝てしまって、めちゃくちゃ妻に怒られてしまいました。それて家に帰ったら妻が喜ぶ物を買って帰ろうと思っているんですよ。さっそくですが、当社ではこのうような事業を・・・」
パターンBの方が気になるのではないしょうか。
これは相手との心理的な距離を一気に縮めてしまう「シュムージング」と呼ばれるテクニックです。
「シュムージング」とは、本題を切り出す前に自分のことをネタにした雑談を挟むという会話の手法です。
「シュムージング」の効果は、2002年にスタンフォード大学の研究チームが行った実験でも確かめられています。
【シュムージングの実験】
実験は、およそ100人の学生に対して「慈善事業に対する寄付を募ること」を指示しました。
その際に参加する学生を次の3つのグループに分け、どのグループが最も効果的に寄付を募ることができたかを比較しました。
①いきなり寄付をお願いするメールを送ったグループ
②メールの最初に、生まれ故郷に関する話や熱を上げて応援しているスポーツ、チームの話など、自分についての雑談を書いたうえで、寄付をお願いするメールを送ったグループ
③相手に電話で自分の趣味などをテーマにした雑談をしたあと、寄付をお願いするメールを送ったグループ
寄付のお願いの前に自分をネタにした雑談(シュムージング)を行った②、③のグループは、寄付を貰えた確率が20%アップしたのです。
さらに自分のネタを『自分の恥』にするとより効果的です。
通常、「恥をかいた」エピソードは心を許した相手にしか話しません。
・実は背中に毛が生えていることがコンプレックスなんです
・先日、お腹の調子が悪く車のなかで○○○を漏らしてしまって
・最近、ハゲてきてショックを受けているんです
このような「自分の恥」を初対面の人に伝えることで、次のような印象を相手に与えます。
・今まで出会った誰とも違う ⇒ 記憶に残る
・最初から「自分の恥」を出す ⇒ 相手は共感し、自分を信頼していると感じる ⇒ 面白くて信頼できやつだと思う
つまり、開口一番で「自分の恥」をさらすと、相手も一発で自分のことを覚えてくれるし、自分に共感して信用もしてくれます。
「自分の恥」を言い合えるようになったらどんなことでも相談できるようになるので、どんどん仕事が集まってきます。
初対面の人に『自分の恥』を出す
・今まで出会った人と違うため、印象に残る
・相手は自分が信頼されていると感じ、自分を信頼してくれる
さいごに
先輩から「何でも相談して!」なんて言われるのですが、相談しやすい先輩と、そうでない先輩がいます。
相談しやすい先輩は「俺も初めてやったときに躓いたよ。」と、共感してくれる人です。
さらには俺なんてもっと躓いてたよーとか「自分のできなかったこと」をありのままに言ってくれる飾らない人ですね。
一方、相談しづらい人は「こんなところも分からないの(溜息まじりで)」という感じです。
「人から信頼される人」は「多くの恥をかいている人」で「自分の恥」を素直に使える人なんです。
なので、「恥をかく」ということは単純に悪い面だけではありませんね。
恥をかいたら落ち込むのではなく、自分のネタが一つ増えて人から信頼される強力な武器を手に入れたと感じることも大事なのではないでしょうか?(反省は大事だと思いますが)
もし、この記事に興味が湧きましたら「自分の恥」を活用してみてはいかがでしょうか?
人から信頼を得ると「楽しさは数倍になり、苦しみは半分以下」になります。
私も一緒に勇気をもって「自分の恥」をいって、「この人になら何でも話せる」と思われる人になるようにちょっとずつ頑張っていきたいと思います!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それでは!明日も、あなたにとってより良い日でありますように!
参考文献