人生の考え方

ありのままの自分を認めると無敵感やべぇ|『苦しみ=痛み×抵抗』『幸せ=快感÷執着』

あなたは『苦しみ=痛み×抵抗』 『幸せ=快感÷執着』の式を聞いたことはありますか?

東京大学卒業の藤田一照さんが著書「ブッダが教える愉快な生き方」紹介されている考え方です。

「仕事でパワハラ上司にあたる」「老いる」「病気になる」「死ぬ」など人生で避けられない苦しみはたくさんあります。

そんな避けられない痛みを考えると、しんどくなります。

私は「パワハラ上司に無理難題をいわれる」と思うと、マジで絶望でした(特に日曜日)。

そこで、今回は、絶対避けられない苦しみを最小にする考え方『苦しみ=痛み×抵抗』 『幸せ=快感÷執着』について紹介します!

【参考文献】


著者 藤田一照さんは、東京大学教育学部教育心理学科、大学院で発達心理学を先行し、坐弾をアメリカで約17年指導していた人です。

いろいろ思い通りにならないことがしょっちゅう起こる人生でも、上がることからも落ちることからも同じように学んでいくことを無心に楽しめるようになりましょう!

愉快に生きるコツを教えてくれるおもしろい本です!

公式『苦しみ=痛み×抵抗』『幸せ=快感÷執着』

『苦しみ=痛み×抵抗』

一般的には、「苦しみ=痛み」と思われています。

しかし、実際には『苦しみ=痛み×抵抗』という「抵抗」という要素が入ってきます。

ここで抵抗というのは、身体的には筋肉の緊張が増すこと、心理的には痛みの存在を避妊しようとすることを意味します。

たとえば、身体的な痛みが起きるとします。

その瞬間に感じるは「痛い」という感覚だけです。

「痛い」という感覚に体が抵抗することで筋肉の緊張が増したり、「あ、嫌だなぁ」という思いが出てきて途端に苦しみが増加するというプロセスが起きます。

そのため、苦しみを最小にするには、人生で痛みをなくすのは無理なので、抵抗をなくすしかありません

抵抗をなくすためには、痛みをありのままにに受け取るだけなんです。

小さいころに、転んでケガをしたときにお母さんに抱きしめらえて「痛いよね」と言われたら、不思議と苦しみは消えます。

これは、母に痛みをみとめてもらい、抵抗するのをやめて、ありのままに痛みを受け取ったことによる効果なんです。

『幸せ=快感÷執着』

このありのまままに受け取るという考え方は、幸せにおいても通用します。

『幸せ=快感÷執着』で表されます。

これは、快感に対して執着の度合いをあげると(もっと欲しい、独り占めにしたり)、幸せの度合いが割り算で減っていってしまうのです。

たとえば、人から認めてもらいたいという執着心が強すぎると、

人の手柄を横取りしたり、少し人から注意されたらイラッとしてキレてしまったりと、幸せははなれていき、損しまくりになってしまうのです。

 

つまり、「痛みも快感もありのままを受け取るべし」です。

痛みと快楽をありのままに受け取る方法

苦しみを最小にし、幸せを最大化するための、痛みと快楽をありのままに受け取る方法を紹介します。(これは私がやっている方法です)

やり方は非常に簡単です。

まず、抵抗や執着をはっきり識別できるようにならなければなりません。

ステップ1 瞑想をする(抵抗や執着を識別できる力を上げる)

ステップ2 抵抗や執着を識別できるようになったら、それを眺める(否定しちゃダメ)

ステップ3 自分で抵抗や執着とどう付き合うかを決める(自分で決める)

この3つのステップで完了です。

ステップ1 瞑想をする

瞑想のやり方

①背筋を伸ばしてあぐらをかいて座る

②鼻からゆっくりと息を吸い込む(目安7秒)

③口からゆっくりと息を吐き出す(目安7秒)

④ ②と③を繰り返す

瞑想を行うといろんな考えが浮かんでくると思います。

それでOKです。

いろんな考え方浮かんできているなかで、「息をすって~、はいて~」を心の中で、ひたすらに呟きだけでOKです。

無理して無になる必要はありません。

私も無になることなんてできたことはありません。雑念だらけです(笑)

瞑想の頻度は、一日、30分が理想です。

しかし、それよりも続けることが一番の重要です!

なので、一日3分、朝と夜に行って、慣れていけば、

3分→5分→10分→15分

と、瞑想時間を伸ばしていくことをオススメします。

ステップ2 抵抗や執着を識別できるようになったら、それを眺める

瞑想を行って自分の内側がみえてくると、苦しいときに自分が何に抵抗しているのかが見えてきます。

たとえば、上司から怒られたときに、自分は「仕事を完璧にこなさなければならない」と抵抗していることが分かるようになります。 ※これは私の場合です(笑)

「自分は仕事を完璧にこなさなければならないって思っていたんだなぁ」と眺めます。

コツは、否定しちゃいけないということです!

ステップ3 自分で抵抗や執着とどう付き合うかを決める

私の場合は、「仕事を完璧にこなさなければならない」という頑張り屋な自分も好きですし、苦しいのも嫌なので、その考えを手放しもせず、執着するわけでもなく、そう思っているんだなぁという、生ぬるい付き合い方を決めました。

でも、それを決めるだけでめちゃくちゃ楽になりますよ^^

大事なのは自分で決めるということですね。

自分で決めたことは、どんな結論になろうと後悔はしないですからね。

まとめ 痛みと快楽をありのままに受け取ると無敵に!

公式

『苦しみ=痛み×抵抗』

『幸せ=快感÷執着』

苦しみを最小化し、幸せを最大化するためには、痛みと快楽をありのままに受け取ることが大事!

【痛みと快楽をありのままに受け取る方法】

ステップ1 瞑想を行う(抵抗や執着を識別できる力を上げる)

ステップ2 抵抗や執着を識別できるようになったら、それを眺める(否定しちゃダメ)

ステップ3 自分で抵抗や執着とどう付き合うかを決める

以上、『苦しみ=痛み×抵抗』&『幸せ=快感÷執着』⇒ありのままの自分を認めると無敵やべぇでした。

サラリーマンでは、ありのままの自分を認めるということは、つい忘れてしまうことが多いです。

なぜなら、会社から会社の利益につながるように常に成長を求められるからです。

成果を出せ。

英語の勉強しろ。

資格の勉強しろ。

などなど

そんな仕事で疲れた時に、ありのままの自分でOKっと思い出して、ちょっと楽になって貰えれば、うれしいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

それでは!明日も、あなたにとってより良い日でありますように!