人生の考え方

人と一緒にいると疲れてしまう「あなた」へ|繊細すぎて苦しい人の対策

どうも!食あたりでグロッキー状態から復活したリーマン山野です!

あなたは「人と長時間一緒にいると疲れる・・・」なんてことありませんか?

周囲に相談しても、「気にしなくてもいいんじゃない?」と言われたり、「なんでそんなに気がつくの?」と不思議そうな顔をされる。

でも、あなたは気づいてしまいます。

相手のちょっとした仕草や表情に、こもったような空気の匂いに。

私も、職場の人で機嫌が悪い人がいると気になってしまいます。

機嫌の悪い人の「声色」「キーボードを打つ音」「息使い」などを感じ取ってしまいます。

そのため、機嫌が悪い人がいると全然集中できなくなってしまいます。

周囲の人に相談して「気にするな!」と言われても、気になってしょうがないんです!

そして、「人と一緒にいると疲れてしまうダメな人だな」と落ち込んでいました。

実は、このような「人と長時間一緒にいると疲れてしまう」のは、生まれつきの資質のせいなのです。

この繊細な資質を理解することで、短所ではなく長所としてとらえることができます!

【繊細な人のメリット】

・仕事できめ細かい仕事ができる

・相手の気持ちを考え、先読みして仕事ができる

・相手に嫌な気持ちにさせないで付き合えあるので、付き合いが長続きする

そこで、今回は、HSP専門カウンセラー武田友紀さんの著書『「繊細さん」の本』より「人と長時間一緒にいると疲れてしまう」理由と対策を説明します。


人と一緒にいると疲れてしまう理由

「人といると、疲れてしまう」

あなたは、人いるとき次のようなことで頭をフル回転させていませんか?

・その場の雰囲気はどんよりしているか、明るいか?

・話声が部屋の中で反響しているか、通り抜けていくか?

・誰が楽しんでいて、誰が無理をして笑っているか

・空調のかすかな音

このような細かいことまで気づいてしまうのが「人と一緒にいると疲れる」理由です。

つまり、「感じる力が強い」のです。

「感じる力」が強い理由は、性格のせいではなく「生まれつき繊細な人」だからです。

・上司の機嫌が悪いと緊張する

・他の人の仕事が雑にみえ、あそこもここも直した方がいいのに・・・

・頼まれてもないのに相手が悩んでいることを察して、手伝ってしまう

このような目に見えないものや細かいモノに気づいてしまう人が「生まれつき繊細な人」です。

これはエレイン・アーロン博士が行った調査により、「生まれつき繊細な人」が5人に1人の割合で存在することが分かってきました。

「繊細な人」は性格や環境によるものでなく生まれ育った気質です。

生まれつき背が高い人がいるのと一緒で、「生まれつき繊細な人」がいることが明らかになったのです。

あなたが持つ繊細さは性格上の課題ではなく、「ただ繊細に生まれついた」という気質なのです。

なので、「相手のことを気にしない」なんてアドバイスは何にも役に立ちません!

「繊細な資質」を理解し、正面から付き合わないといけないんです。

背が高い人が背を小さくすることはできません。

繊細な資質を持っている人は、繊細でなくなることはできないのです。

【人一緒にいると疲れてしまう理由】

目に見えないモノや細かいモノの変化に気づいてしまう「生まれつき繊細な人」だから

繊細な人と良い点・悪い点

繊細な人の特徴は「感じる力が強い」という一言に集約されます。

繊細な人の悪い点

・相手がイライラしているのを感じ取ってしまい、自分のせい?と感じてしまう

・雨などの天候にも敏感に反応し、気分が落ち込みやすい

・色々と気を張ってしまい、今日もぐったり・・・

繊細な人の良い点

・朝日をあびると気分が良くなる

・カフェの店員さんに「ありがとうございます」と言われて、気分が良くなる

・仕事でも相手の応じて文面を変えられたり、きめ細かい仕事ができる

・先を読んで、入念に準備ができるため、大きな失敗をしない

・お風呂に入って幸せと感じられる

繊細な人の強味は、自分のまわりにある「良いモノ」に気づき、深く味わえる。

周りのモノや人から嬉しさをもらって、身も心もふっくらする。

これが繊細な人のいいとこなんです。

逆に「痛い・つらいもの」を感じやすいのが、繊細な人の悪いとこですね。

つまり、痛みであっても心地よさであっても、遭遇すれば半自動的にキャッチしてしまうのです。

痛みは、「この道は危険だよ」と知らせてくれる重要なサインです。

繊細な人に必要なのは、痛みやストレスに耐えられるような自分を作り変えることではありません。

繊細な感覚をコンパスに自分にとって良いモノ・悪いモノを見分け、自分に合う人間関係や職場環境に身をおく。

「私はこれが好き」「こうしたい」という自分の本音をどれだけ大切にできるかが勝負どころなのです。

繊細な人は自分の本音をどれだけ大切にできるかが勝負

人と長時間一緒にいると疲れる対策

繊細な人は自分の本音をどれだけ大切にできるかが勝負です。

「人と長時間一緒にいると疲れる」というときは、繊細な人には必ず起きます。
決して人嫌いな訳ではありません。

心を許せる相手と深く話せるのは好きだし、家族を大切にしていたりと、人そのものは好き。

でも、人一緒に長い時間を過ごすと疲れる・・・

そのときは素直に自分の心の本音に従い、1人になる時間を大切にしましょう。

でも、家族がいるから難しいという場合と感じるあなた。

1人でいると家族に心配させてしまう・・・

と考えてしまっていませんか?

そんな時は、はっきりと自分の気持ちを伝えて休みましょう。

「ちょっと一人の時間が欲しい。元気になったらまた出てくるから心配しないで!」

人と一緒にいて疲れた時は1人の時間を確保する

まとめ 自分の気持ちを素直に感じて、無理をしない!

人と一緒にいると疲れてしまう理由

目に見えないモノや細かいモノの変化に気づいてしまう「生まれつき繊細な人」だから

生まれつきな繊細な人にとって大事なコト

繊細な人は自分の本音をどれだけ大切にできるかが勝負

人と長時間一緒にいると疲れる対策

人と長時間一緒にいて疲れた時は、しっかりと1人の時間を確保して休む

以上、『人と長時間一緒にいると疲れてしまう「あなた」』へでした。

私は中学校くらいから、学校に行ったあとにぐったりして、誰とも遊びたくなくなりました。

単純に学校で人と関わっているのが疲れてしょうがなかったからです。

1人でいるときが心が落ち着いたからです。

でも、人が嫌いな訳でもないですし、好きな人と一緒にるのは楽しかったです。

友達に、放課後遊ぼうといわれても、ひたすらに断っていたので、『根暗』とか言われていました。

今なら陰キャですかね。

HSP専門カウンセラー武田友紀さんの著書『「繊細さん」の本』を読んで、5人に1人は自分のような繊細さんなんだと知ることができ、救われました!

中学生で悩んでいた自分に届けてあげたい!

そう思わせてくれるほど良い本です!

あなたも自分の本音を大切にして下さい。

健康第一!人間関係第二!成功第三!