どうも!リーマン山野です!
・部下にパワハラで訴えられる。
・部下が辞めていき、会社側から責任を取らされる
・土壇場で、部下に裏切られる
・部下に「夜道に気を付けろ」と言われる
今回は、このような『部下に背中を刺される』不安を解決していきます。
また、部下が勝手に育つ接し方についても説明していきます。
結論
①成果だけにとらわれない
②部下をコントロールできないことを知る
①動機づけをしっかりとする
②部下を的確に褒める
③部下の提案を否定しないで、まずはやらせる
【リーマン山野のプロフィール】
・工場勤務8年目 31歳
・化学系エンジニア
・残業時間毎月50時間のややブラックめの工場に勤務(夜の呼び出しあり)
・5億円を使って、工場の原価を下げるプロジェクトのリーダー
・仕事のプレッシャーで精神を病む(2020年春)→本を読みまくる→精神回復
・転勤族: 大分県→埼玉県
・副業:ブログ(ほぼ0円/月だけど)、楽天ポイントせどり(2万円/月)を取り組み中
・家族構成: 妻、子供1人(2歳)
目次
なぜ?部下に背中を刺されるのか?
答えはシンプルです。
無礼な扱いをしているからです。
部下に対して、『無能、使えない奴、今の部下は努力が足りん』という風に人間として、当たり前の敬意を払っていないことが原因です。
心理学で言い換えると部下の承認欲求を満たしていあげていないのです。
そういう思いもあると思います。
しかし、その扱い方では、部下は成長しません。
部下が委縮するか、部下に背中を刺されるかのどっちかです。
それでは、部下に背中を刺されずに、部下が勝手に育ってくれる方法を説明します。
『部下に背中を刺されず』に部下が勝手に育つ方法
マインド面
①成果だけにとらわれない
・上司の指令遂行
・部下の行動の管理
と中間管理職はミッションが多いです。
特に仕事量が多い場合は、完璧にやろうとすると、逆に仕事の効率は悪化します。
例えば、
上司からの命令を全てこなすために、部下に多くの仕事を押し付ける
⇒なんで、こいつらは仕事が終わってないのに帰るんだ(不満がたまる)
⇒全然成果が上がってないと部下を注意!もっと仕事をしろ!
※ここで自分の武勇伝を言い始めたら完璧にヤバいです
⇒部下は委縮し、余計に仕事進まなくなる
という感じで、仕事の効率はチーム全体で下がります。
更にいきすぎると、部下が精神で病んで、パワハラで訴えられるという、誰も得をしない結末になってしまいます。
なので、ゴール(目的地)とプロセス(過程)に注目することが大切です。
プロセスが進んでいるのであれば、必ずゴールにたどりつくのですから。
②部下はコントロールできないことを知る
部下、並びに他人をコントロールすることはできません。
コントロールできるのは、自分の手足と何を言うかだけです。
『馬を水飲み場まで連れていけるが、馬に水を飲ませることはできない』
これが大原則です。
この原則を外れて、部下をコントロールしようと、あれやこれやと細かく指示し、それができない事に対してイライラするのは、時間がもったいないです。
そして、人間関係の問題も多く生じるので、良いこと無しです。
これは、アドラー心理学の『課題の分離』、スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣の第1習慣の影響の輪』の考え方です。
部下への接し方
①動機づけをしっかりとする
この仕事は、こういう理由ですごく大事なんだ!
と部下に納得してもらえれば、部下は勝手に動いてくれます。
なので、上司がまずやることは、この仕事の意味を分かりやすく、且つ、いかに大事かを部下に伝えることです。
たとえば、
地球を救うためにこの仕事が必要だ!
なんて言われたら、使命感に燃え勝手に仕事をどんどんやりたくなります^^
②部下を的確に褒める
鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーの墓石には、次の内容が刻まれてます。
「己より優れた者を周りに集めた者、ここに眠る」
カーネギーさんは、鉄についてあまり詳しくなかったそうです。
でも、部下を褒めまくり、部下の承認欲求を刺激しまくって、部下が勝手に動いてくれて会社が大きくなったそうです。
それほどに、褒める力は人を動かす原動力になるということです。
しかし、注意点もあります。
的外れな褒めるは、逆に部下の信用を下げます。
髪を切ってないのに髪型良いねなんて言っても、こいつは適当だなと、逆効果になります。
部下に関心を持ち、褒めるポイントを見極め、チャンスが来たら、積極的に褒めましょう!
③部下の提案を否定しないで、まずはやらせる
失敗するのが分かっていても、部下がやりたいことをまずはやらせてみましょう。
そして、その失敗から、なぜ失敗したのかを部下に考えてもらい、次に繋げましょう。
自分が決めたことをやって、失敗した時の反省は強く記憶に刻まれるからです。
一方で、人から言われ失敗しても、その人のせいというとこで反省は生まれず、記憶にも残りません。
失敗は減点ではなく、部下の成長への投資費用と考えるべきです。
但し、致命傷(失敗したら会社が倒産)になる場合は、理由を言って止めましょう(笑)
例外な部下もいる
・他の部下の仕事を邪魔する
・相手を恫喝し、仕事の成果を得ている
これらは、その人の自信の問題です。
上司がその人の精神を変えることはできません。
人事部に相談し、他部署に移動を希望しましょう。
物理的に遠ざけるのがベストです。
まとめ『部下に背中を刺されず』に部下が勝手に育つ方法
①成果だけにとらわれない
②部下をコントロールできないことを知る
①動機づけをしっかりとする
②部下を的確に褒める
③部下の提案を否定しないで、まずはやらせる
以上、『部下に背中を刺されない方法』でした。
私も、プロジェクトリーダーになった時は、
なんでこんなこともできないんだ!
こいつ仕事も終わってないのにすぐに帰ってダメなやつだ!
なんてことを思い、部下にすぐに注意していました。そうすると、全てがうまくいかなくなりました。
しかしこの方法を取り入れることで、劇的に成果をあげることができました。
何よりも勝手にやってくれて楽だし!楽しい!
良いこと尽くしの方法ですので、ぜひ、少しでも興味が湧きました、お試しにやってみてはいかがでしょうか?
以上となります。
それでは、また!