世の中にはたくさんの苦しいことがありますよね。
・上司に理不尽に怒られる
・無理なノルマで体がボロボロ
・職場の人間関係が悪い
・家族や友人と喧嘩してしまった
あなたは「苦しい」と感じる時にどうしますか?
・ポジティブなことを考える。
・今を楽しもうと考える
・小さなことは無視しよう
・自分らしく生きよう
これは私が苦しいときによく言われた言葉や自己啓発本に書かれていることです。
ぶっちゃけ、この考えをやってみようとしたのですが、全然苦しみはなくなりませんでした・・・
・仕事で失敗した時
・仕事で上司から嫌味を言われたとき
・友達や家族と喧嘩したとき
もう、嫌な記憶が何度も何度も頭に湧いてきて大変なんです。
ポジティブに考えようとしても
これは小さいことだ考えないようしても
もう、ゾンビのように嫌な記憶が何度も蘇ってくるんです。
そこで、私が苦しいと感じた時に効果テキメンだった
「苦しみを克服するために絶対に知っておくべき1つの公式」を紹介します。
【参考文献】
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目次
苦しみを克服するために知っておくべき1つの公式
苦しみ=痛み×抵抗
これが苦しみの公式です。
痛みがあっても抵抗がゼロであれば苦しはなくなります。
たとえば、
交通事故で半身不随になったとします。
痛みは半身不随により寝床と体の圧迫で血流が止まり、耐え難い痛みが毎日襲い続けます。
抵抗は「この痛みがなくなればいいのに」「自由に動けたらこんなことができるのに」「思ったより辛くないと自分を偽る」にあたります。
抵抗するほど、「半身が動かない」「半身が痛い」という事実が色濃くなり、どんどん苦しくなります。
痛みに抵抗し続けると苦しみが大きくなり最悪「うつ病」になってしまいます。
痛みを完全に回避する方法はない
誠に残念なのですが、痛みを完全に回避する方法はありません。
・会社で理不尽な目にあう
・周囲に比べて仕事量が多い
・分からないことを教わることができない
・意味があるか微妙な仕事のやり方を強要される
・納得できないルールがある
・自然災害にあう
・先天性の病気になる
・交通事故にあう
・家族や親しい友人との死別
これは自分がどんなに気をつかっても、運が悪ければ遭遇してしまう痛みです。
もちろん気をつけて行動していれば、理不尽な不幸にあう確率は減らせます。
しかし、完全にゼロにすることはできません。
さらに家族や友人との死別は必ず訪れ、避けようがありません。
残念ながら、どんな人も痛みを避けることができません。
苦しみを克服するためには「痛みに抵抗しない」
痛みをなくすことができないのなら、痛みに抵抗しない。
これが苦しみをなくす方法です。
とはいえ、言葉では簡単でも実際は難しいです。
半身付随になったら「自由に動けたらいいな」と抵抗します。
病気で身体中が痛かったら「この痛みがなくなればいいのに」と抵抗します。
上司に理不尽に怒られたら「なんで俺だけ・・・」と抵抗します。
痛みを感じたら抵抗するように遺伝子に刻まれているのです。
なぜなら、大昔では抵抗が生きるために必要不可欠だったからです。
「お腹が空いた(痛み)」→「食べ物がいつもたくさんあったらいいのに(抵抗)」→「農業を始める」
「猛獣に襲われた(痛み)」→「猛獣に襲われない環境がほしい(抵抗)」→「火を焚き、囲いをつくり、家を建てる」
というふうに人類が発展してきたのは「痛みに対する抵抗」があったからです。
しかし、現在社会はあまりにも痛みが多すぎます。
・SNSでの誹謗中傷
・職場での理不尽な叱責
・テレビをつけたら悲惨な事件
というふうに痛みの情報が多すぎです。
全てに抵抗していたら苦しくなるのは当然です。
なので、現代社会では「抵抗しない」という技術がとても重要なんです。
では、どうすれば「抵抗しない」を実現できるのでしょうか?
痛みに抵抗しないための方法
痛みに抵抗しないための方法は2つあります。
「停止」と「観察」です。
①停止
抵抗とは痛みに対して、勝手に物語を作り出す脳の自動機能です。
この勝手に作り出す物語を止めてくれる方法がが「停止」です。
「停止」でもっとも効果的な方法が「詠唱」です。
なんか胡散臭いと思うかもしれませんが、これは多くの宗教で用いられてる実践的な方法なのです。
具体的には、念仏や祈祷文、キリスト教の聖歌などがあります。
ただ唱えるだけで脳が勝手に作る「抵抗(苦しみ)」を止めることができます。
「唱えれば良いんだ!でも、自分は無宗教だしなぁー。唱えるものがない!」
そんなときは、自分のやりたいこと、なりたいものを何度も唱えて下さい。
これはアファメーションと呼ばれる手法です。
自分のなりたいことを唱え続けると、痛みに対する抵抗を止めてくれます。
さらに、実際に夢を叶える確率がグッと上がります。
かの有名なモハメド・アリは「私は世界最強だ!」と唱え続けて、様々なストレスを跳ね除け、本当に世界チャンピオンになりました。
やりたいことをひたすら唱える。
苦しみを抑えるだけじゃなく、夢も叶っちゃうという最強の方法です!!!
ぜひ、一度試してみてはいかがでしょうか?
私は仕事で上司からネチネチ責められた時や嫌なことがあったら、
「私は自分の事業で稼いで楽しく自由に生きる」と唱えまくっています。
1日100回以上は唱えていると思います。
それで痛みの抵抗を止めて、ブログのモチベーションに繋げています。
②観察
「観察」は脳内で勝手に再生される抵抗をひたすら観察します。
これを行うと抵抗で生み出される苦しみがスーッとなくなっていきます。
例えると、鉄砲の弾丸を遠くに飛んでいくにつれてスピードが落ち、最後には止まってしまうのと同じです。
「観察」のポイントは脳が勝手に作り出す物語を否定も肯定もしないというのがポイントです。
上司に怒られた時に、
「自分は悪くない」
「他の仕事が忙しかったら、この仕事が上手くいかなかった」
「部下がちゃんと仕事しなかったから怒られた」など、
脳が勝手に抵抗していくと思います。
そのときに自分はこう考えているんだなーとボーッと観察します。
つまり、「脳みそ映画鑑賞」をするんです。
これは有名なビジネスユーチューバーのサラタメさんの紹介する「ズボラ瞑想」に近い考えです。
簡単にできて、苦しみもめっちゃやわらぐのでオススメです。
まとめ
苦しみを解消するために絶対に知っておくべき1つの公式
苦しみ=痛み×抵抗
痛みを回避することは無理だが、抵抗はなくすことができる。
抵抗をなくせば、苦しみはほぼ無くなる。
痛みに対する抵抗をなくす2つの方法
①停止
なりたいことを何度も唱える
②観察
脳が勝手に作り出す物語を否定も肯定もせずボーッと観察する。
つまり、「脳みそ映画鑑賞」をする
生きていると痛みは必ず発生します。
・上司に怒られ、嫌味を言われる
・言うことを聞かない部下にイライラする
・事故で怪我をする
・親戚との付き合いで嫌なことを言われる
・友達と喧嘩をする
・SNSで誹謗中傷にあう
本当に意地悪な世の中ですね。
でも、痛みに抵抗しなければ、苦しみは無くなります。
私も痛みが発生した気には、停止・観察を行っています。
まだ、完全に抵抗をなくすことはできませんが、だいぶ苦しみがやわらいでいます。
この方法を実践していると苦しみよりも楽しさが勝ってきます。
そして、新しいこと始めたくなったりと行動するのが、どんどん楽しくなっていきます。
だって、苦しみが小さくなって、楽しさは変わらないからね。
ぜひ、あなたも一度、苦しい時は停止・観察をやってみてはいかがでしょう?
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それでは!明日も、あなたにとってより良い日でありますように!